2011年9月13日火曜日
iOS5が変えるtwitterという記事
「iOS5はtwitterを根本から変える」はそうかも。
iOS5がtwitterと深く連携することで各種サービスの勢力関係も変わってくるのではないかと予想されます。しかし同時にtwitterの利用方法、サービス自体も大きく変わってしまうと考えます。
現在、多くの人はtwitterのタイムライン表示でフォローしている人のつぶやきを読んでいます。それがiPhoneアプリ経由、Webブラウザ経由、他のサービス(mixi、Facebookなど)経由といった違いはあるものの基本的にはタイムラインを時間を追って閲覧(表示)する形式が一般的です。
しかしiOS5はこの形を変えそうです。例えばiOS5で地図アプリと連携したtwitterで誰かが「このお店のカツ丼最高」とつぶやいたとします。そのつぶやきはフォロワーのタイムラインで共有されると同時に、地図アプリでも共有されるわけですが、このつぶやきはフォロワーよりも地図アプリを利用するその店付近にいる人により多くの価値を提供するものになるでしょう。結果としてつぶやきはタイムラインで共有されるのではなく地図アプリを介して共有され、twitterは新たなフィールドに踏み込んでいくのではないでしょうか。
地図だけでなく、動画・写真共有アプリ(サイト)、飲食店情報、旅行情報、音楽配信、電子書籍、ゲーム、就職・転職情報、不動産情報、通販、オークションなど様々な分野にまでtwitterが入り込み、それぞれの分野で情報が共有され、蓄積されていくのでしょう。そうなればタイムラインでフォロワーのつぶやきをチェックするという本来の使い方は少数となり、twitterの形は今のものとは似ても似つかないものになっていくと考えます。
ここまでの変化をもたらすにはiOSディバイスの普及が必要ですが、2012年初頭には1億人以上にiOSユーザーが増えるとも予想され、可能性は十分にあるといえます。
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