2010年2月19日金曜日
マドレーヌ
マルセル・プルースト 自著小説『失われた時を求めて』
冒頭で主人公はマドレーヌの匂いから遠い過去の記憶を呼び覚まされて、20世紀を代表する長編小説の幕が開く。
ふと口にした紅茶に浸したマドレーヌの味から、
幼少期に家族そろって夏の休暇を過ごしたコンブレーの町全体が自らのうちに蘇ってくる
という記憶を軸に展開
ベル・エポックの世相風俗を描くとともに、
社交界の人々のスノビズム(俗物根性)を徹底的に描いた作品
とある。
マドレーヌはフランス発祥の焼き菓子
由来ははっきりしないらしい。
1755年、マドレーヌ・ポルミエが作ったという説。
巡礼のためにそのシンボルであるホタテガイをかたどってマドレーヌという女性が作ったという説。
でもこうして無添加でさらに新しい商品が作られて行く。
きっとみんなマドレーヌは何気に好きなんでしょうか。
2010年2月18日木曜日
アジフライとお遍路
Mさんはブルトーザのようなテニスをします。
ガァーッと来てドンとスマッシュ
時々こしゃくなロブをあげます。
上手く行くとこの上ない笑顔で「ムフッ」と笑います。
温泉博士と呼ばれるくらい
旅が好きで温泉が好きで
日本全国温泉を求めて・・・しかも秘湯だけ・・・
秘湯の本、出したら?と聞くと
いやぁまだまだ・・・もっと極めなきゃ・・・
「今度四国行くわ」
「いや、ちょっと思う所あって・・・」
「人生、見つめ直そうと思って・・」
つ、ついに人生を見つめるという意義を見いだしたのですね
頭を短く刈り取ったMさん
決意が頭に表れています。
枯れてきたかと思ったら
旅立ちの日を決めた理由を聞くと
「いやね、まず大阪で友達と飲もうと思って・・・」
どうやら四国でも飲める所は調査済みのようです。
アジフライと豪快な笑いが似合うMさん
脂っこい巡礼
枯れない巡礼
珍道中を楽しんで来て下さい。
2010年2月17日水曜日
フリーミアム
「ロングテール理論、知ってるか?」
「あぁ、クリスのな」
「そうクリス・アンダーソン」
「なんでもこれからは全てのサービスが無料化の流れらしいじゃないか」
「そう、無料で引きつけて付加サービスを有料化すれば収益が上がるって話な」
「ほんとかぁ?で、ロングテール理論て何だい?」
「あまり売れない商品が、ネット店舗での欠かせない収益源になるって事らしい」
「フリーミアムか」
「プレミアムの反対だな」
「・・・」
「でもハーバードビジネススクールのAnita Elberse准教授がノーらしいぜ」
果たしてロングテールのビジネスが、
常識や慣習に捉れないの因習打破を唱える多くの人々によって生みだされているのかとえば、答えは間違いなくノーである。
裾野が広がったということに異論はないが
その裾は異常なほど平坦で、そこにひしめく商品のほとんどが
本物の大ヒット商品を求め続ける消費者のほんの気晴らしである可能性が高い。
したがって、この裾野で大きなお金が動くかどうかはきわめて疑わしい。
消費者はたとえ選択肢が増えたときでも、
「頂上」を作るヒット商品に群がる、そうだ。
これは恐らく、人間がみなレミングだから、
というより音楽や映画の嗜好にはソーシャルな要素があるからだと言えよう。
好きな歌や映画というのは、他の誰かも好きだからであることが多い。
何もないところから嗜好は生まれない。社会に後押しされるものである。
なるほどね。
ところでここの焼き鳥はロングテールでフリーミアムじゃないのか?
うちはプレミアムです。
おい、親父が怒ってるぞ。
この外人さん達、酔ってイスから滑り落ちてました。
2010年2月16日火曜日
カオス理論
またまた書いちゃう「カオス理論」
「初期値鋭敏性」という言葉があるんだそうだ。
モータージャーナリストの井元康一郎さんという方が今回のトヨタをこう書いていた。
「プリウスのブレーキは本当に悪いのか」
何でもプリウスは油圧ブレーキではなく回生ブレーキという新しい技術なので
アメリカは何としてもこういった技術が欲しいのだと。
その手段として公聴会などを開き技術公開をさせるのだと。
その技術をアメリカが堂々と導入するための「叩き」ではないのか、と。
どこもがなぜアメリカはこうも叩くのかという似たような記事の中で新しい見方を教えてもらった。
カオス理論に基づけば初期値を読み間違えたメーカーも問題だが、その奥の真意を感じ取れと書いてある。
決着の仕方で本当の意味は明らかになるのだろう。
2010年2月14日日曜日
いらっっしゃぁいまぁせ効果
朝早いとき
どうも会社じゃなく考え事をしたいとき
(いや、本音はただボーッとしたいとき)
ここのコーヒー飲んで、ただボーッと道行く人眺めてます。
きっかけは去年のクリスマスコーヒーチケット
安売りしてました。800円がたしか600円(一杯120円)
ここ、表題のような呼びかけの大きな声のお姉さんがいます。
中国の方のようです。
いつもてきぱきして
「お客様、他はいいですかぁ」
と言われます。
他の女性スタッフは「こうしてね、あーしてね」と彼女に言われてます。
昔、日本人がアメリカに憧れて渡って仕事してたのはこんな状態だったのだろうか
それを彷彿とさせますが、違うのは彼女が指示者だということ・・かな。
ここは青山一丁目のサブウェイ
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