2009年5月23日土曜日

最後のひとつですよ


ありました。「毎月新聞」

10年前の本でした。
佐藤雅彦さんが毎日新聞に書かれたものをまとめたものです。

その中にあった「最後のひとつですよの法則」
秋葉原とかでこれを囁かれるととても弱い。
という話ですが、

やっぱり「逆説の囁き」は効く。という話です。

男と女でも「好き」を言い続けられると飽きますが
どっちだかわからない時には妙に気になる
ついには「好きなの?どうなの?」と確かめたくなる

さらに相手がクールだとついには好きになってしまう。

僕は、追いかけられると逃げたくなり、
逃げられると追いかけたくなります。

「これ」もやはり「あれ」なんでしょうね。

何だか高等心理学に思えてきました。

2009年5月22日金曜日

逆説の法則


極夏彦さんの広告につい目を奪われてしまいました。
「厭な小説」

「ゲラを読んでて重〜い気分・・・」って
これって書評やらで書く言葉なのに。

ちとあざとい感じしますが、言ったもん勝ちみたいな。
誰かに言われる前に先に書いちゃえ。です。

「知りませんからね、読んで後悔しても」に至ってはほとんど放棄してます。

わかっちゃいるけど、どんなんだろうの好奇心がムクムクしてきます。

この手法はゲリラ的だけど「一発!」には効きます。

でも二回は使えない気がする。
ホントにつまらなかったら終わりだもんなぁ。

佐藤雅彦さんが秋葉原での出来事を書いていたのに
似たような記述があったような気がします。
探してみます。

2009年5月21日木曜日

今朝の出来事


ボーッとしてました。いつも乗る駅のいつも乗る乗り口。定位置です。
なぜかひとつだけ乗り口を変えようと思いまして2メートルほど横の場所へ移動。
乗ろうとしましたらドアが閉まりました。
電車最後尾だったので車掌さんはすぐ横の車掌窓から顔出して見ています。
「この人は乗る気がない。その意志が認められない。」
きっとそう思われたのでしょう。

でも乗る気があったのです。
でも何ですか。ゆっくりしてしまいまして。
車掌さんに笑う私。あごを引きながら見る車掌さん。

車掌さんは気持ち悪かったろうなぁ。

人のその時の心はその人にしかわからない。
People at the heart of the people I know.
グーグルの英語はこう教えてくれますが、合ってないような気がする。

2009年5月20日水曜日

ブーリン家の姉妹


一度は見なければならない映画がありまして。
(いずれ関係してくるものですから)
探したところ三軒茶屋でやってるという情報が。
あ、この雰囲気、懐かしい、という映画館でした。

中の事務所の木の机。入り口のもぎり。二本立て。

それにしても、
二本目に魂を奪われてしまった。という話なんですが。

それにしてもブーリン家の姉妹。
実話。
イングランドエリザベス一世に至る話を、王と姉妹と家の愛の戦いが基軸。
よく出来てる。フィルム綺麗。崇高感。
何よりも妹メアリー。美しい。スカーレット・ヨハンセン
そして
姉アンもそれはそれは美しく。ナタリー・ポートマン
僕の目には、あまりにもマルチナヒンギスに似ていて驚きなんですが。

王はいつの時代も最高権力者なんですね。
自分の欲望に全く迷いなく欲しがる。
また女性が王の寵愛を受けるために手練を尽くす。

姉アンと弟の・・・
「I Cant・・」(キングスイングリッシュでした)

企んでる女の美しさときたら・・・
王妃との戦い。言葉の応酬も美しい。
計算されたホン、カメラワーク、映像美。

時代は人を翻弄します。

2009年5月19日火曜日

飽食


いただいた本でした。
「もの食う人々」
タイトルから、それと古さからずっとそのまんまでした。
読むものがなくなって手を出しました。

世界の貧困の現場に突入してヒトの「食」と「生」をえぐるような本でした。

P45「ミンダナオ島の食の悲劇」
驚くような史実が書いてある。
え、知らなかった。

人間の浅ましさと知恵
自分の飽食感が恥ずかしい。

そしてやっぱり「ペンの力はすごい」
いきいきと伝える文字の迫力はどんな媒体をも凌駕している。

日本語ってすごい。

2009年5月18日月曜日

雨の日曜日


昨日は雨でした。
ざッ、The、残念〜。
なぜか。テニスの試合がなかったからです。
朝6時に起きて外を見ると雨でした。
こりゃやまないかも・・・.
8時に電話してみると「今日は中止です」の声。

や、やったぁ。
「残念」と「やった」が交錯しました。
理由は、まだ腰が完全じゃないから・・・です。
出たら負けるに決まってます。

ゆっくりした一日でしたが気づいた事が。

そう、「する事」がないのです。

急いで仕事を見つけました。

息子のヤフオク出品用商品撮影です。
コミックやら音楽CDやら衣料品やら・・・。
何回か撮影してるのですが、僕が撮った品物は良く見えるらしく
結構良い値がついたので、息子も信頼してくれてまして。
(こんな信頼くらいで喜んでてどうする!と自分を叱っています)

15点位撮影しました。
疲れましたが午後にはおやつが出ました。
つい、うれしくなって
「今日ならあと3カットまで無料だよッ」
って言ったら「じゃこれらもついでにね」

「しまった」ですがなんだか「充実」してました。

家でぼ〜ッとする。いいけど充実感がありません。

そのうち「あなた、ヤフオク出たら?一円スタートで」
なんて言われたりして。

どこまで値段つくかなぁ。

2009年5月17日日曜日

川島さん


勝手に僕のブログのFriends欄に入れさせてもらってます。
「川島さん」は「表参道の広告屋さん」の方です。
ブログから誠実感が伝わる感じ
悩みが伝わる感じ
日々の心の揺れが感じられてとてもいいですよね。

そして最後の【べんきょうENGLISH】
気が利いてるよなぁ。

広告表現に使えそうなの結構ありますよね。
ってそのままじゃだめだとして。(一応出典の問題かな)
ヒントやアイディアになったりして。

お問い合わせしたら返事が来まして
『ことわざ故事・金言小辞典』福音館書店が出典元だとか。

1973年版というのがすごい。
36年前。

持ちがいいなぁ。

きっと表紙はぼろぼろだろうけど
「vividな」感じなんでしょうね。

あ、日本的表現でした。

今度iPhoneにしなかった理由聞こうかなぁ。


川島さんのBlack Berry-1の【べんきょうENGLISH】は
Throw a sprat to catch a whale .
小鰯(こいわし)を投げて鯨(くじら)をとる。

でした。

こんな風になる仕事したいなぁ。

テネシーワルツ


「さりにし夢 あのテネシーワルツ」

甘〜いメロディに
遠く小さい頃の記憶が蘇ります。

歌詞は
「恋人とテネシーワルツを踊っていた。
旧友に紹介したら恋人を取られてしまった」
というものらしい。
1940年代の作詞って、本当に昔から男と女の人生は変わらないんですねぇ。

江利チエミさんの代表曲だったと書いてある。
映画「鉄道員(ぽっぽや)」で高倉健さんが
「個人的」と渋りながらも使われた。とある。

映画を見たくなりました。

僕が時々覗かせていただいている川島さんのブログに
下記の英文が載っている。
川島さん、紹介させて下さい。

Who loves not woman , wine , and songs ,
remains a fool his whole life long .

女と酒と歌とを愛さない者の長い人生に残されるのは、
ただ、ばかという一事である。