2010年2月17日水曜日

フリーミアム


「ロングテール理論、知ってるか?」
「あぁ、クリスのな」
「そうクリス・アンダーソン」

「なんでもこれからは全てのサービスが無料化の流れらしいじゃないか」
「そう、無料で引きつけて付加サービスを有料化すれば収益が上がるって話な」
「ほんとかぁ?で、ロングテール理論て何だい?」
「あまり売れない商品が、ネット店舗での欠かせない収益源になるって事らしい」

「フリーミアムか」
「プレミアムの反対だな」
「・・・」

「でもハーバードビジネススクールのAnita Elberse准教授がノーらしいぜ」
 果たしてロングテールのビジネスが、
 常識や慣習に捉れないの因習打破を唱える多くの人々によって生みだされているのかとえば、答えは間違いなくノーである。

 裾野が広がったということに異論はないが
 その裾は異常なほど平坦で、そこにひしめく商品のほとんどが
 本物の大ヒット商品を求め続ける消費者のほんの気晴らしである可能性が高い。
 したがって、この裾野で大きなお金が動くかどうかはきわめて疑わしい。

消費者はたとえ選択肢が増えたときでも、
「頂上」を作るヒット商品に群がる、そうだ。
これは恐らく、人間がみなレミングだから、
というより音楽や映画の嗜好にはソーシャルな要素があるからだと言えよう。
好きな歌や映画というのは、他の誰かも好きだからであることが多い。
何もないところから嗜好は生まれない。社会に後押しされるものである。

なるほどね。
ところでここの焼き鳥はロングテールでフリーミアムじゃないのか?
うちはプレミアムです。
おい、親父が怒ってるぞ。

この外人さん達、酔ってイスから滑り落ちてました。

5 件のコメント:

KOH さんのコメント...

そういえば、ミレニアムってのもあったな。
もう10年経ってしまいました。
クイーンやJ.レノンなど、好みの曲が入っている「ミュージック・オブ・ミレニアム2001」いうオムニバス2枚組CD、惹かれます。

Unknown さんのコメント...

第三ミレニアム(3千年紀)は、2000年からとするか2001年からとするか世界中で議論が巻き起こったそうですね。カトリックの大聖年である2000年と重なったため2000年からとする意見も多かったそうです。
でも、でも。こんな論争、ちっとも知りませんでした。
情報鎖国、日本。いや世界に興味がない?

KOH さんのコメント...

そんな論争のあったこと調べた東京カナリアさんへ、O.レデングのリスペクトを捧げます。

Unknown さんのコメント...

オーティスレディング
お前が欲しいものは与えている
だから家に帰ったら敬意を
お願いだリスペクトを

アレサフランクリン
あなたが欲しいものはあげてるでしょ
せめて家に帰ってきたら敬意を払ってほしいの
キスもお金もくれるけど
本当に私が欲しいのはリスペクト
お願いあなた

いい歌です。

KOH さんのコメント...

キスもお金もあげないけど、
あるのは、リスペクト。
でも「愛だけでは食べていけません」と
いうリアライズ