2010年2月19日金曜日

マドレーヌ


マルセル・プルースト 自著小説『失われた時を求めて』
冒頭で主人公はマドレーヌの匂いから遠い過去の記憶を呼び覚まされて、20世紀を代表する長編小説の幕が開く。

ふと口にした紅茶に浸したマドレーヌの味から、
幼少期に家族そろって夏の休暇を過ごしたコンブレーの町全体が自らのうちに蘇ってくる
という記憶を軸に展開
ベル・エポックの世相風俗を描くとともに、
社交界の人々のスノビズム(俗物根性)を徹底的に描いた作品
とある。

マドレーヌはフランス発祥の焼き菓子
由来ははっきりしないらしい。
1755年、マドレーヌ・ポルミエが作ったという説。
巡礼のためにそのシンボルであるホタテガイをかたどってマドレーヌという女性が作ったという説。

でもこうして無添加でさらに新しい商品が作られて行く。
きっとみんなマドレーヌは何気に好きなんでしょうか。

1 件のコメント:

KOH さんのコメント...

なるほどね。でも、あの凹凸はホタテガイというよりシャコ貝のような気がします。カステラ、のようなものですね。アナドレーヌ!
(ちょっと苦しい)