2011年10月25日火曜日

そこに何かがある。

AppleInsiderによると、
Piper Jaffray社のAppleアナリストのGene Munster氏の話として、
Appleは、スティーブ・ジョブズ氏の語っていた、
"最も簡単なユーザーインターフェイス"を持つTVのプロトタイプをすでに制作していると伝えています。

Gene Munster氏は、以前にもコンポーネントサプライヤーやApple内部を含む複数の情報筋からの情報として、Appleが2012年後半~2013年前半にiOSが動作するテレビの生産を開始すると予想している事を明らかにしていました。

また、スティーブ・ジョブズ氏が次の製品分野としてテレビを“再発明”することに熱意を燃やしていたことが昨日に発売された伝記本からも明らかになっているそうです。

Appleのリビング進出への挑戦は昔から行われていますが、
今、その先頭に立っているのはApple TVです。
Apple TVはiTunes Storeで映画やテレビのレンタル・販売が進んでいる国を除き、
商業的に成功しているとは言い難いデバイスのように感じます。

それなのに、Appleが利益を生み出さないApple TVを売り続ける理由について、
昨年にティム・クックは以下のように語っています。

「趣味の一種だが、我々の感覚が「そこに何かがある」とささやいている。
Apple自身にはTV市場に参入するという意図はないが、Apple TVに対する継続的な
投資を行っていく。」

「そこに何かがある」というのはジョブズが感じて示したビジョンである事は間違いないでしょう。
そして、ジョブズはそこに何かがある事を発見して、その実現方法も見つけ出したのでしょうか。

「そこに何かがある」
いいコトバです。

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