2010年9月24日金曜日

ブログ再開

社会に出てはじめての仕事はAUDIだった。撮影場所はここ。カメラは4×5。1カットに5時間ほどかかったと思う。同じアングルで今。



2010年6月17日木曜日

はやぶさ

7年60億キロの旅。
はやぶさが最後に見た地球の写真がこれだそうだ。
燃え尽きる前なのか画像の下のデータは壊れ、地球もスリットが入っている。
懸命に画像を送るはやぶさが健気だと書いてあった。

単純にロマンを感じます。

2010年5月21日金曜日

アラーキー

突然ですが「文藝」
河出書房の本。
特集タイトルは
『荒木経惟vs森山大道 最後の写真家、最後の擦過(さつか)


森山大道さんと新宿で会ってアラーキーの「遺影」を大道さんが撮るという企画です。
完全に「写真時代」なこの企画。
昨今、色々騒がれている出版事情の中で、この企画は編集者魂が爆発してるようで痛快。

「知らねぇよ。」「いいじゃねぇか 。」満載な対談です。
森山さんがアラーキーに寄ってるカメラはリコーのGXデジタルだし。

二人のカメラ談義、撮影談義はまさしくレクイエム。
森山さんがアラーキーに「このカメラあげるよ」って言ったら
「デジタルアラーキーの誕生だぁ」と喜ぶアラーキーさん。

何だか雑誌が元気だった頃の息吹満載で哀し面白い。(上手く言えないんですが)

因に写真はアラーキーさんのお住まい。
以前、そばに住むカメラマンの所からパチリしたものです。
まだ「愛しのチロ」は元気な頃のです。

2010年5月16日日曜日

アップルとフェイスブック

同じくmemento macさんが書いておられる。
AppleFaceBookが本格的に提携するという噂が流れているようです。
「AppleとFacebookの最強タッグが誕生するかも?という情報:iPhone OSにFacebookをビルトイン」http://capote.posterous.com/apple-is-connecting-with-facebook
今、世界を牛耳りそうなのはAppleでもGoogleでもMicrosoftでもなく、FaceBookだ。そうだ。日本にいると実感がわかないが、世界のSNS市場はFaceBookの独占市場となりつつあるらしい。
「端的にいっていわゆる旧共産圏と日本以外はFaceBook」が分かる図http://www.vincos.it/wp-content/uploads/2009/06/wmsn-12-09.png
上の図は約1年前なのでその点では注意が必要だが、この状況が大きく変わったという話は聞かない。
FaceBookが独占的立場を築いたSNSというのは、多くのユーザが、可処分時間のかなりの部分を割いている市場であり、従来の「Googleで検索→情報閲覧」「なんらかのポータルサイトで紹介→情報閲覧」というWebの利用パターンに加え、「FaceBookで信頼のおける知人が言及→情報閲覧」というパターンができつつある。これについては、ミクシィやはてななどのソーシャルサービスを利用している日本人でも、実感として分かりやすいかもしれない。
「メディア・パブ: グーグル時代からフェースブック時代へ,ネット・トラフィックの主役交代か」http://zen.seesaa.net/article/141349342.html
「メディア・パブ: 勢いが止まらないフェースブック,グーグルの背中が見えてきた 」http://zen.seesaa.net/article/141524420.html
Apple謹製のアプリはもちろん、サードパーティもFaceBookとの連携機能を容易に組み込めるような仕組みになれば(たぶんなるだろうと言われている)、また違ったより便利なモバイルアプリの活用法が出てきそうだ。
FaceBookはほとんど利用してこなかったが、ちょっと無理矢理にでも意識を変えていく必要があるのだろう。

iPadで電子出版



Memento Macさんが書かれている電子出版の試算。



iPhoneOS 4が各方面に与える影響。日本における出版業界と電子出版について。
iPhoneOS 4ではiBooksにも対応ということで、これは個人的にはとても嬉しい。
日本では(業界事情的に)時間かかりそうといわれてる電子出版だけど、池田信夫氏が何か画策しているようだし、インディーズ出版(?)的な市場が形成されたら面白いなーーー、と思う。Ustreamで放送革命だみたいなことがいわれているけど、画期的な視聴者数を獲得したと話題になった例のUstream放送でも、ピーク時で1万人、合計14万人ということだ。長期的にはともかく、短期的には出版分野の方が、「革命的」な業界再編が起こる可能性が高い。
出版社の力に頼らずとも本が売れる著者(ブランド力があるか自前メディアを持ってるか)と、高収入を棒に振ってでも電子出版に賭けたいというやり手編集者が出会えば、そんなに気張らずともフツーに電子出版でやっていけそうな気もするが、そう簡単にはいかないか?ちょっと計算してみよう。
iPhoneの国内ユーザ200万人(今年中に300万人いくのかな?)iPadユーザは分からないが大部分がiPhoneユーザとかぶるだろうからここでは無視する。で、200人にひとりが購入する本を出せば1万部から1.5万部となる。200人にひとりが妥当かどうかだが、現状ではiPhoneユーザがターゲットというだけでかなりユーザ属性は絞られるから、テーマを吟味すればそのくらいのコンバージョンを狙ってもあながち夢物語でもないだろう(ちなみに200人にひとりというのは1億人なら50万部の大ベストセラー)。
一冊500円で売ったとして、出版側は70%(だっけ?)だから1.5万部×500円×70%=5,250,000円也。これを著者ひとり、編集者ひとりで分け合う計算になる。倍売れるか倍の値段で売ったら1050万になる。
気合の入った本(というか商用に普通に耐えうる体裁で出したい本)ならここにデザイナーや校正も絡んでくるが、電子出版黎明期は文字組みや装丁(って電子出版でも言うのかな?)が甘くてもゴメンナサイで出すのもアリだと思う。ある程度批判は浴びるだろうけど、覚悟の上で低コスト高収益を狙って欲しい。特に校正については、電子出版ならばあとからいくらでも(?)訂正が可能と思われるから、割りきって構わないだろう。それよりもコストとスピードを優先するのが、電子出版においては合理的なやり方だと思う(この辺の考え方は出版業界や本を愛する人からすれば非常識なのだろうけど)。
ちなみに普通の新刊本だと1600円だとして10%が著者のもとに入る。50万部売れると8000万円。さすがに50万部は虫がよすぎるから5万部だとしても800万円だ。ここには編集やデザイン費は含まれないからこれが全額著者の元に入る。印税がたとえ安くてもユーザーベースはやっぱり大事だなというほかない。がしかし、iBooks市場におけるたった200から300万人のユーザ数でもなんとか将来への種まき込みで勝負してみようかという気にはなるぐらいの収益を(素人の皮算用にせよ)出せるのだから、やはり電子出版のポテンシャルは相当なものだと言えるだろう。
広告についてはさすがにバンバン広告を出せそうな収益ではないから、著者のブログなりクチコミなりに頼ることになるが、iPhoneユーザとの相性はよさそうなのでそれだけでもある程度露出は確保できるんじゃないか。
次に、可能性だけでなく実際に電子出版オンリーでやっていこうと考えるのは現実的かどうかについて。印税は70%と既存市場(10%)の7倍だが、一冊当りの単価は半分から3分の1になるとすると、3.5倍から2.3倍の収益率である(ただし編集者やデザイナーが絡む場合はもっと下がる)。ということは、著者からみて同じくらいの市場規模となると、iPhone、iPad、Kindle等の電子ブックユーザ数は3000万から5000万人は必要ということになって、一気にハードルは上がる。
日本人著者の場合、海外に読者を求めるというわけにもいかない。翻訳コストもそうだが、おそらく日本では有名な著者であっても海外で同じくらい知られている人というのはほとんどいないだろう。英語でブログを運営していて、それが海外でもかなり人気があるというレベルであれば、逆に大チャンス到来となるが。。。この点では、翻訳コストが(本と比べて)低く海外でも勝負しやすいアプリ市場とは大きく異なる。
iBooksにせよKindleにせよ電子出版市場が国内3000万人規模になるにはまだ数年から十数年は要すると考えられるが、それまでの「繋ぎ」を考えるのであれば紙の出版社とも仲良くしないといけないわけで、著作活動オンリーの著者の場合は、自分のポジショニングを注意深くコントロールすることが求められそうだ。
逆に別途しっかりしたビジネスを持っていて、著作活動は副業という位置づけの著者ならば、早いうちから「電子出版完全移行宣言」みたいなことをやって注目を集めてみたり等、色々と楽しめるかもしれない。
なおアメリカでは日本における取次のような力をもった流通業者がいないようなので、すでに出版社が率先して電子出版に取り組んでいるようだ。日本の出版社が電子出版に取り組もうとすると、必然的に「取次いらなくね?」という展開になってしまうため、日本における電子出版の黎明期というのはどうしてもインディーズ草の根ゲリラ戦法的な活動になると思われます。

2010年4月27日火曜日

クールジャパン

クラウドと日本文化を一体化させれば新しい産業構造を構築できる。
日本が生き抜くキーワードは「クール」
角川さんが言うと「うむ」に聞こえます。

クールを総称して江戸文化から現代のアニメ、ゲームまで。

電子書籍を何としても成功させたいという角川さん。
何とお若いのでしょう。

今の流れをじっと見据えて「ここだッ!」と乗り込んでくるのでしょうね。
AppleがApp Storeでアプリ開発を大企業から個人まで同列に扱うようになった。
電子書籍も同じ流れになるだろう。iAdも含めて。
問題は「志」だ。

2010年4月20日火曜日

東京タワー

縁あって先日東京タワーに行った。
東京タワー〜おかんとボクと、時々、オトン〜
は久世光彦さんに「これはひらかなで書かれた聖書である」と言わしめたらしい。
ずいぶん前に読む機会あったのにあまり覚えていない。
もう一回ちゃんと読むか。MSさん貸して!

東京タワーって何で懐かしの東京タワーなんだろう。
地方の人間にとっては東京タワーは「東京」の象徴?
長い歴史を持ったアイコンとしての東京タワー

これからは「恋する東京タワー」で行きましょうよ。
うん、いいネーミングだ。
で、どうするの。
いや、それはこれから・・・考えます。

2010年4月17日土曜日

ミライ予想図

戦略
今週アップルはデベロッパを特定の開発ツール XCode に閉じ込めた。これはアドビの Flash を潰すためだと多くのひとは考えた。たしかに戦術的にはそうだ。しかしもっと大きな戦略的理由があるのだ。アップルは XCode ツールに移行するようデベロッパを促すことにより、アーキテクチャを変更する準備を整えているのだ。
This week Apple confined developers to a specific set of tools (XCode). A lot of people think this is to kill Adobe Flash. Sure, that is a tactical reason, but there are much broader strategic reasons. By telling developers to move to XCode tools, Apple is setting the stage to potentially switch architectures.
歴史は繰り返す
歴史は繰り返す。2003 年にアップルはデベロッパに対し XCode ツールに移行するよう勧めた。決して偶然の一致ではない。その2年後にアップルは、マックの全機種にわたるインテル移行を完成させたのだ。アップルの勧めに従ったデベロッパは、ボタンを押すだけで自らのアプリケーションを新しい Intel Mac ネイティブに(フルパフォーマンスで)走らせることができた。History often repeats itself: In 2003, Apple advised developers to switch to XCode tools. This was not a coincidental move—2 years later Apple moved to Intel across its entire Mac line. Developers who complied could simply press a button and applications would run natively (full performance) on new Intel Macs.

内部は誰にも分らない
もしかしたら、みんなが気付かぬうちにアップルは既にアーキテクチャを変更してしまったのかもしれない。例えば、iPad を動かす A4 プロセッサの内部がどうなっているのか、専門家がいやというほど調べても、誰にも分らないのだ。今週出た分析によると、A4 は 64 ビットメモリーバスと GPU を備えたシングルコアの ARM Cortex A8 のはずだったのに、それにしてはダイス型のサイズがはるかに大きいという驚くべき結果が出たのだ。
Now consider this – Apple may have already switched without people knowing. Here’s an anecdote -  the innards of Apple’s A4 (powers the iPad) have been speculated ad nauseum by experts, but the reality is no one knows what’s actually inside. This week, there was very surprising analysis that the A4’s die size far exceeds what it ’should’ be (single core ARM Cortex A8 with a 64 bit memory bus and GPU).

デュアルコアの Power Architecture
この分析はまだ主流ではないが、A4 は ARM アーキテクチャに基づくものではないのではないかという議論を大いに煽ることは間違いない。実のところ、A4 はデュアルコアの Power Architecture である可能性が大変高いのだ。それは 2007 年にアップルが PA Semi チームを買収する以前に彼らが開発中だったものだ。
This analysis is not yet mainstream, but will add tremendous fuel to the fire that perhaps the A4 is NOT an ARM architecture. In fact, it’s highly possible that the A4 is a dual core Power Architecture, which is what the PA Semi team worked with, prior to Apple buying them in 2007.

Objective-C ネイティブ
もしそういうことなら、iPhone OS 4.0  iPad に信じられないほどのスピードアップをもたらすことになる。なぜなら、アプリケーションが動くのはもはや ARM プロセッサのエミュレータではないからだ。OS 4.0 によって iPad が初日から 50% 増のスピードを叩き出せるなんて誰が想像できるだろうか。アップルはソフトウェアの神ともてはやされるだろう。しかしかかるスピードアップが可能になるためには、アプリは Objective-C で書かれていなければならない。だからこそデベロッパに対してそうするようアップルは勧めているのだ。
If this is indeed the case, then iPhone OS 4.0 would bring incredible speed improvements to the iPad, since it would no longer run applications on an ARM processor emulator. Can you imagine if OS 4.0 improved the iPad’s speed by 50% on day 1? Apple would be heralded as a software God. But in order for these speed improvements to be realized, apps would need to be written in objective C—which is exactly what Apple is now telling developers to do.
垂直統合
アップルが戦略的観点に立って垂直統合(vertical integration)に深く思いを致していることは明らかだ。CPU ビジネスに参入するという決定は軽々に行なわれたものではない。それはプラットフォームの伝統に基づき、デベロッパを(大きなネットワークの力を使って)望む方向に誘導できるという自信に基づくものだ。何が A4 の内部にあるのか間もなく明らかになるだろう。ひとつだけはっきりしていることがある。それはアップルがアーキテクチャの変更をシームレスにするための基礎作業を行なっている最中だということだ。デベロッパは移行スイッチを押すだけで、自らのアプリに超高速とネイティブパフォーマンスを与えることができるのだ。
It’s clear from a strategic perspective that Apple has thought about vertical integration incredibly deeply. Their choice to enter the CPU business was not made lightly, and reflects a platform heritage and an ability to steer developers (afforded by huge network effects). We will likely find out what’s really inside the A4 soon. But one thing is already clear:  Apple is sowing the groundwork to make architecture changes seamless—developers will only need to flip a switch to give their apps blazing, native performance.
先見の明
この驚くべき先見の明によって、アップルはインテルや Qualcomm、nVidia との激しい競争において敏捷に動き、行動に出ることができるのだ。基本的にアップルは、CPU をコモディティーとして扱い、そのことによって「自社製造か購入か」という戦略を自由に選べ、サプライヤーに対しては強力な支配力を行使し、長期的には自らのプラットフォームに後光を与えることが可能になるのだ。
This incredible foresight will allow Apple to stay agile and maneuver in the face of what will be unrelenting competition from Intel, Qualcomm, and nVidia. Apple can essentially treat the CPU as a commodityムand this will enable them to continually adjust ‘make vs buy’ strategies, wield incredible power over suppliers, and build a long-term halo around their platform.

Flash 論争で目をそらす
アップルが Flash 論争へ人々の注意をひいて、その背後にある Steve Jobs の天才的ビジョンや行動に気付かせないようにしているのを見ると実に興味をそそられる。アップルの準備は整いつつあるのだ。歴史に残る垂直統合を成し遂げた最大の勝利者となるべき準備が・・・
I find it fascinating that Apple has been so good at diverting attention to the Flash argument, that people don’t see the true genius behind Steve Job’s vision and moves. Apple is setting the stage to become one of the biggest winners in the storied history of vertically integrated companies.

なにやらゾクゾクしてくるではないか。

2010年4月14日水曜日

ここはタイ料理屋

上を見上げて驚きました。
通信用装置が上にあるのはわかる。
普段使わないから。
プリンタが右上にある。
ぎりぎりわかる。
使うとき下ろせばいいから。
左にはFAXがある。
何か注文とかする時不便そうだなぁ。
店主に聞いた。
「何であんな上に置いとくんですか?」
店主曰く
「邪魔だもん」

生活や仕事に必要なものは一応揃えるけど
普段は邪魔で仕様がないってな感じの店主。

僕、タイに魅せられてこの商売始めたんです。

うん。ぴったりな性格だな。

でもよく考えると必要な時に必要なものは取り出してくればいい。
というのは一番気楽でいい。
僕のように普段必要じゃないのに
あれこれ並べて疲れるというのはきっと間違ってる。

おいしかったし、また行こっかな。

2010年4月11日日曜日

iAd-2

Steve Jobs のキーノートを見た John Gruber の「iPhone OS 4.0 の行間を読む」より


アートレベルのクオリティー

Daring Fireball の読者には広告なんてどれも軽蔑すべき嘘っパチと考えるひとがいる。
そんな読者は最後の部分まで読み飛ばしてしまうだろう。たしかに媒体(テレビ、新聞、雑誌)の如何を問わずクズでしかない広告もある。しかし中にはアートと呼べるものもあるのだ。もちろん商業的アートのことだが、アートであることは間違いない。大部分のオンライン広告は、モバイル広告かどうかに関わらず、この優れたクオリティーを欠いている。モバイル広告のクオリティーを高めようとするアップルの試みが iAds というわけだ。昨日のイベントでは iAds について語るとき、Jobs はいちばん熱が入っているように見えたものだ。
There’s a solid slice of the DF audience that firmly believes that all advertising is contemptible bullshit. They’ve already skipped to the end of this article. Some advertising, no matter the medium — TV, newspaper, magazine — is junk. But some is art. Commercial art, of course, but art nonetheless. Online advertising — mobile or not — has been largely devoid of this caliber of advertising. iAds is Apple’s attempt to create high-caliber ads for mobile. Jobs seemed more enthusiastic about iAds than anything else in the show yesterday.

狙いは広告業界とデベロッパ
iAds に込められたアンチグーグル的メッセージは二つだ。まず、モバイル広告にとって検索では十分でないということがひとつ。二つ目は、グーグルには感情豊かな広告プラットフォームは決して造り出せないということ。デザインを尊重するアップルとは異なり、グーグルは論理的で、エンジニア主体だからだ。iAds の売り込みは一般消費者に向けられたものではない。それは広告業界のクリエイティブなひとたちと、文字広告以上のものをアプリの中で試してみたいと思うクリエイティブなデベロッパに向けられているのだ。
So the anti-Google message with iAds was two-fold: first, search isn’t good for mobile ads; and second, Google — logical, engineering-driven Google — will never provide an ad platform for emotional advertising like design-driven Apple can. Jobs’s iAds pitch was not directed to consumers. It was directed to creatives in the ad industry — and creative developers who want something better than text ads inside their apps.

2010年4月10日土曜日

iAd




ついに広告分野までも手中にしようとしている。Appleが。
面白い時代になってきました。
既得権益に守られた体制が崩れていくというコトか。
iPhone OSに統合されたiAdをアプリ開発者は簡単な作業で、それぞれのアプリに組み込める。iAdからの売上は60%がアプリ開発者に分配される。
Jobs氏は「検索はデスクトップのケースであって、モバイルで検索は伸びていない」と断言した。
既存のモバイル広告の欠点としてもう1つ指摘したのは、消費者に対する訴求力の欠如だ。これはWeb広告全般にいえることで、インタラクティブだが、面白くなく、テレビ広告のように消費者の感情に響かない。だからテレビ離れが進む今日でも、テレビ広告に大きな広告予算が注ぎ込まれていると述べた。
平均的なiPhoneユーザーは、1日に30分強の時間をアプリに費やしているという。3分に1度広告を配信したとすると、iPhoneユーザーは1日に10回モバイル広告に接することになる。今年の夏にはiPhone/iPod touchは1億台に到達する見通しで、単純に計算すれば広告配信機会は1日に10億回に達する。「これは極めて大きなチャンスである」とJobs氏。
iAdでは、HTML5世代の技術を用いて写真や動画、ゲーム、Web情報を活用した広告を提供できる。広告主はアイディア次第で、表現力豊かなテレビ広告とインタラクティブなWeb広告の両方のメリットを兼ね備えた広告の提供が可能になるという。

2010年4月8日木曜日

PowerBook2400

1997年か1998年。この頃改造しまくったマシンです。
プロセッサが180MHz メモリが16MB 内蔵ハードディスクが80MB

ギガなんて言葉はなかった。ハードディスク80MBを112MBに増設。
増設つったって32MBだけですよ。
それでも増設用のハードディスクだけで15万円位した記憶があります。
今、500GB(ギガバイト)の外付けで1万円しないのに。
外付けはフロッピードライブです。
キーボードもUSの白いのに変更して悦に入ってました。

当時日本IBMが製造
うたい文句は「究極のモバイルマシン」的なもの
僕が買った動機はある雑誌で女性の方が新幹線通勤をしている写真で
「会社に着いたら今日の資料がもう出来てる。もう手放せない!」みたいな記事を読んだからです。投資額は全部で80万円は超えたような気がします。

その後アップルと日本IBMの蜜月も崩れましたが
なかなか使い勝手は良かったです。重かったけど。

何でこんな写真を撮ったのか。
オークションに出そうと思ったからですよ。
引っ張りだしてきて磨いて時間掛けて撮影して・・・
ところがオークションではほとんど値がついてません。
エッ!オイ!撮影する前に調べろよってなもんです。

記念にここでお披露目。
今でも動く究極のモバイルマシン・・・です。

2010年4月3日土曜日

田中泯

吉田東洋を龍馬伝で見た時は
その立ち姿に尋常じゃない何かを感じました。
田中泯さん。
『私は地を這う前衛である』
オフィシャルサイトに興味ある内容が書かれています。
「桃花村」構想から修復・復元・復興
基本は地域文化作りとありますが
面白いのは
◎炭焼き小屋の立ち上げ・炭焼き釜(建築)
◎桃花村敷地内の荒れ地の復活、耕作
◎荒廃した茶畑の復活(現在も継続中

そして
芸能小屋(家屋劇場)の建設
「田中泯を生きる」とおっしゃる田中泯さん
かっこいい〜


そしてこの場所
先般行った「べるが」にありました。
劇場です。そしてコンサートホールです。
照明を吊るすイントレまで木でできています。
作者は田中泯さんと聞いてびっくりしました。
ここには高価な機材がたんまりあるそうで
全てを田中泯さんの思うままに作っていただいたものだそうです。
地域 農業 芸術 
「田中泯を生きる」「地を這う」
山梨は面白い。
様々な取り組みをやっている山梨は
首都圏近郊で唯一「山がある」県だそうです。
「べるが」から色々な試みを発信できるなら・・・。
面白そうじゃござんせんか。


伝えるための「理念」が欲しいね。


「山があるのに山梨県」か・・・

2010年3月31日水曜日

Web刊

日経の広告です。
入る気になれないのはどうしてだろう。

新聞の朝刊、夕刊と同列でWeb刊じゃないんじゃないか
有料で月額4,000円
iPhoneで完全版を見る事ができない
良質な情報はタダではないという日経の姿勢
双方向は無視という体質(書き込みTwitter等のソーシャル機能無視)


などなど色々あるのですが、根本的にどうも何かがぬぐえない。

フランスの新聞「Le Figaro」紙
ニュースは無料
印刷ページ、ソーシャル機能等の付加機能を有料化
いわゆる「フリーミアム」モデルだ
「Connect」「Select」「Business」の3モデルがあるという。
「Connect」は無料でニュースレター受信や記事へのコメント投稿が可能
「Select」は月額8ユーロ
「Business」は月額15ユーロ

僕にとっての極めつけはこのビジュアル
どーなんでしょうか。

2010年3月27日土曜日

高野山


銀座線渋谷駅、降り口。
こんなポスターが貼られていました。
吸い寄せられるようにその前に立つと、何やら地紋のようなモノが浮かんできます。
高野山の紋がふたつ刷り込まれてます。
何と言うのかわかりません。誰か教えて。
(調べたけどわからなかった)

もっと近寄るとこれくらい浮き出てきます。

印刷苦労したのでしょうか。
オペイクインキを使用してるのでしょうか。

惜しむらくはポスターを貼ってある場所。
銀座線渋谷駅、降り口。一番後ろ。
ほとんどの人の目に触れません。
銀座線に南海電鉄だから?
それとも媒体費安くすませたから?

2010年3月26日金曜日

リーダーシップ

韓国サムスン電子会長
10年後には主力事業はほぼ奪われている。と言って事業へ復帰

なるほど合議制では何も決められなかったとある。

日本の巷には「会議で決めよう」とか「こうすればみんな納得。あなたについてくる」みたいな本が横行していますが、サムスンの例を見ても真のリーダーシップは明らかにそれらと一線を画しているのではないでしょうか。

この檄はあきらかに大向こうの受けを狙ったものでしょうが、一発かまして注力させるやり方はリーダーにのみ許されるものです。

孫さんにも似て顔が見える。ジョブスにも似て我がままが見える。
でもそれで良いんだと思う。

サムスン李氏、メッセージはツイッターで出している。
なるほど。

2010年3月22日月曜日

ジンジャーエールNo.1

おいしいジンジャーエールでした。
長距離列車の中で、暇なのでラベル見てました。
「No.1ジンジャーエールか。」
ふと見るとそのコピーの後に*が

*はNo.1の出典元を入れるため。
ふーん、こんな経済研究所のデータを入れなきゃいけないんだ。

もひとつ、ふと思って調べてみると(ウィキ)
「日本国内ではコカ・コーラ社やアサヒ飲料など数社から発売されているが、カナダドライ(コカ・コーラ社)とウィルキンソン(アサヒ飲料)が有名なブランドである。商標はカナダドライが「ジンジャーエール」で、ウィルキンソンは「ジンジャエール」を用いている。」


じゃ、「ジンジャーエール」という商標なんだから、一番になるのは当たり前だなぁ。
と思いながら・・・ゴクリ。


コピーって難しいのね。

2010年3月20日土曜日

あるがままの

この風景はすぐには出会えない。
出会っても何気なくて通り過ぎてしまいそう。
写真の切り取りは相変わらずの冴え
コピーはこの風景と出会ってはじめて産まれたとしか思えない。
「あるがままの・・・」って言われると
エコだ!グリーンだ!にきっと警鐘を鳴らしてるんだろうなぁと思っちゃう。
ドキュメンタリーと質が上手く溶け合った世界

ここでならいいちこ三本はいけるな。

2010年3月19日金曜日

金沢3

金沢駅の水時計です。
水で時間を知らせる。すごい仕組みだとジッと見ていたのですが
どうすれば文字に見えるのかついにわかりませんでした。

閑話。
食事している時、隣のおじさんの携帯会話。
「メール番号何番だっけ?」
目が点になって聞き耳立てました。
「ジーは、gですかzですか」って聞いてたから安心してずっこけました。

メール番号
素晴らしい造語だな。

何か使えないかな。

金沢2

朝、ホテルの上からパチリして
Twitterに「金沢の街」とツィートしました。
すると「武蔵が辻ですね。金沢へようこそ」とツィートされ、嬉しびっくりしました。
この写真でわかるとはすごいもんです。
「加賀十万石のへべれけかーさん」からでした。
グッとくるネーミングです。

加賀のかぶき者

金沢行ってきまして。

かぶきは「歌舞伎」の前は「傾奇者」と書いたんでしょうか。
金沢の「かぶきもの」は前田利家さん。大男で美男子。イケメンの暴れ者
ウィキには以下のような記述がありました。
「推定身長約180cmで、当時としてはかなりの長身です。長身でハンサム、かぶき者のおしゃれとくれば、年配者には敬遠されても、城下の若者や女の子たちには人気があったと思います。利家は主君織田信長の寵童だったといわれますが、信長の身長は166cmくらいです。華奢な美少年ならともかく、大男の利家と、そのような関係が成立するものか、想像ができません。」


金沢はきれいな街でした。

2010年3月17日水曜日

メモ


メモ見つけた。
誰かの言葉だったり、どこかで見つけた言葉だったり・・・

この中で確実に自分が書いた言葉は
きっと・・・・ない。

「広告・マーケティングは変遷している。
しかし、ユーザーが王様である事は変わらない。
高い顧客満足度への近道は顧客の(あるいは顧客になるかも知れないユーザーの)声を聞く事だ。
それもいかに早く、いかに正確に聞くかだ。それができればあとはできるだけ迅速に対応する事だ。」

「ブランド力は満足度の高さである事を皆が知っている。
マーケティングとは顧客満足度を高めるための調査であり、
広告はその真実を伝える手法でなければならない」

「最近の企画の立て方
200字程度で誰にどうやって買ってもらうか?バイイングポイントはどこか?などを文章化する。一度それをばらして、メディアごとに何をすべきか考える。そして、時間軸でつなぐ。そうやってプロモーションストーリーを導き出す。出発点は、明確な課題発見だ。」

「ツィッターは外脳である。と言った孫正義氏。
なぜ孫さんは2万人の社員にツイッターアカウントを持たせたのか?:実は革新的な社内広報かも知れない。」

「カリキュラムマーケティングは「不確定見込客(サスペクト)」を「見込客(プロスペクト)」に、
見込客を顧客(カスタマー)に、顧客を継続的購入顧客に変容させる。レスター・ワンダーマン」

2010年3月16日火曜日

朝日新聞 佐々木学様

夕刊にこんな記事ありました。
以前、プロのスポーツ選手に試しに右回りで走ってもらったら転倒者が続出(?)という文章を読んだ事があります。
以下は知恵袋に書いてあった抜粋
「人間の体は、重心の関係から、左側にスムーズに曲がると言われているようです。
高速道路の事故でも、
右カーブの方が発生率が多いと聞きます。
一方で馬は重心がほぼ
中央なので、右でも左でも大丈夫のようです。」

朝日新聞、佐々木学様。
一度調べてもらえないでしょうか。
ただ、それで学術的見地がはっきりしたとしても
首都高を修正するのはなかなか難しいかもしれませんが。
少なくとも理解した上で運転するのと、統計的にそうらしいという理解では
大きな違いです。
事故を未然に防ぐには危険マップを作成するより
根本から理解できる方がいいかも。

2010年3月13日土曜日

東京フードと甘党男子

スイーツは男子として如何なものか
くらいに思ってた時期がありました。
でも食べると「おいしくて・・・」
どんどん深みにはまるというか
追求していきたくなります。
ここ、東京フードさんは料理の鉄人坂井宏行さんブランドを擁するスイーツメーカー

おいしそうなスイーツがこれからどんどん出そうです。

「○○男子」ばやりですが、ついに「甘党男子」なる言葉まで。
うむ、世の中女子と男子だから、ま、いいのですが。

「甘党男子厳選!東京スイーツ78」
そんな本が出そうな予感がしてきました。
いや、何だったら自分たちで出すぞ!

2010年3月12日金曜日

Twitter本

またまた本屋さんへGO!
簡単なTwitter
でも知れば知るほど奥深いTwitter
わからない事は賢者に聞こう
すぐ聞こう
てな感じで本が一番
電子書籍だなんだと言っても本
ここいらが本と電子書籍は共存できる!根拠ですかね
本屋さんも商売です
探してるんですが、と聞くと案内されたのが上の写真
並んでますねぇ
でもどれも表層本
探しているのはない
僕が調べて探しているのは
根岸智幸さん
何と2010年1月に初版が出て780円なのに
アマゾンでは在庫がなくて中古で979円からってなってるんですよッ。

でも幸い某紀伊国屋さんにはありました。
でも上のフェアには並んでいないのです。
何ででしょ

知りたい事がぎっしり載って新書サイズ
ありがたいです。
根岸さんのTwitterフォローしました。