2009年11月14日土曜日

No Line on the Horizon


» Boden sea -Uttwil by Hiroshi Sugimoto|artnet

ラジオから流れてきた杉本博司氏の話。

広告写真撮ってたんだけど、人に色々言われるのがいやになった
ニューヨークの美術館に売り込みにいった

その後
U2から新作「No Line on the Horizon」
のアルバムジャケットに使いたいとオファーが来た。
いやだよと言った。
理由がふるってる。
「U2のロゴが入るんじゃいや」
じゃ、ってんでジャケットは写真だけ。何も書かれていない
ケースの外側に「〓」のシールのみ。
裏面にU2のロゴ
U2が敬意を表した話

何だかすごい
かっこいい
突き抜けてる

うむ、捨てるものがない境地からはこのようなものが生まれる

写真を見た「Seascapes」
水、海、どれも静謐な世界

最も知られている作品シリーズは
アメリカ自然史博物館の動物を収めた「Dioramas(ジオラマ)」
ドライブイン・シアターや1920年代に建てられた豪華な映画館のスクリーンを収めた「Theaters(劇場)」
詩的でミニマルな「Seascapes(海景)」
そして歴史的に重要な建築物をピントをぼかして画面に収める「Architecture(建築)」
杉本の作品は、時間と空間、存在と不在、現実と幻想についての瞑想録とも言える
と、彼のドキュメンタリーDVDの紹介に書いてある。


森繁久彌さんが死んだ。
次男さんがかつての主演映画がテレビで流れるから見ようよと言ったら
「いい。見たくない。そんな事は終わった事だ」と答えたという話

突き抜けた人は言う事が違う。

2009年11月13日金曜日

「するな」より「しよう」


「するな」より「しよう」が多い会社が元気だ。
というコラムがありました。
コーポレートガバナンス
とか色んなコトバが並んでいます。
次を読もうと思ったら、
次のページからは会員の人じゃないと読めない某経済新聞

内容は、タイトルが書いてあるので想像しました。

「するなが多いと動けない」
「しようには社員と経営者の意思疎通が必要」

ふむ、きっと想像通りの事が書いてあるんだろうな
と想像できるタイトルです。

因に会員になるのは無料とあります。
でも入力する気にならない。
おいしいお菓子をあげるよって言われて
でも、ここまで飛んでごらんと言われて白けた気分です。

こんな事で集めたデータでも「うちは会員数すごいんです」と言っちゃうんだろうな。

改めて、ディズレーリの
“There are three kinds of lies: lies, damned lies, and statistics”
(「世の中には3つの嘘がある。一つは嘘、次に大嘘。そして統計である」)
を思い出しました。

そういえば僕のウェブの読者数すごいんだよ
という人もいるなぁ。

閑話1
21時頃の環八
妙に空いてました。
スイスイ走れます。

景気と関係ありそうです。

閑話2
ゲンダラジオの「それでいいのか」

きっと事業仕分けの事だろうと想像しました。
本当にわかってるんだろうか。この人たち。
あれ、パフォーマンスに見えて
そして、いじめに見えて仕方ありません。

2009年11月11日水曜日

潮流


Global COE
そこはすごい熱気でした。
プログラムの中に「日韓学生セッション」なるものもありました。

一言でいうと
韓国の人は自信満々 肉食系 自己アピールに優れ
日本の人は自身淡々 草食系 自己アピールしない

日本は失われた10年じゃなくて20年だと言った人がいますが
これでは東アジア共同体構想でも日本がイニシアティブを取れるとは限らないぞ

一緒に行った方の帰りでの話
「日本がエネルギー施設のプレゼン誘致でフランスに負けた話」
も日本の暗鬱を示していました。

2009年11月10日火曜日

安達太良山


あの連峰はなんだ
ナビを見ると「安達太良山」
あだたら あだたら
聞いた事あるし、誰かが歌に詠んでたような
そうだ、高村光太郎
智惠子です。

この主峰である安達太良山は、別名「乳首山」とも呼ばれる標高1700mの休 火山です。
詩人・彫刻家として有名な高村光太郎は、
「あれが阿多多羅山、あのひ かるのが阿武隈川」(樹下の二人)、
「阿多多羅山の山の上の毎日出ている青い空 が、智惠子のほんとうの空だといふ」
等を詠み、智惠子のふるさ ととしても知られています。
http://homepage2.nifty.com/ko-kan/より

東北行
本当に遠かった
夜が明けてきて
はじめて見たのが安達太良山だった
眠くて単調な時間に一服の清涼剤のようでした。

2009年11月9日月曜日

東京オリンピック


昔はサントリーがマツダだったんですね。
その向こうにトヨタがあります。

これからはじまるモータリゼーションの幕開けを感じます。

昔首都高は三車線計画もあったそうですがこれを見ると当時の決定権者(誰かはわかりませんが)が二車線で充分だと言ったのも納得できる広さを感じます。
先日首都高を走ったら狭い事狭い事
なぜなんでしょうか。

クルマがワイドトレッドになったから?
いやそれだけじゃないような。

時代が何事にもゆったりしていた?
いやそれだけじゃないような。

オリンピック誘致も失敗し、色々言われていると思ったら
またぞろオリンピック誘致の話が出てます。

どうなりますか、NIPPON