2011年3月24日木曜日


TV画面を写真に撮っていいのかわからないのですが。
赤江珠緒さんが被災地からレポートしていました。
先日のスタジオからは小木アナウンサーが「赤江キャスター」
と言っておられましたが、今日は「赤江珠緒さん」と呼んでおられました。

キャスターって何だかなと思っていたので、名前での紹介は納得

というか、そういう事ではなくて

真摯な姿勢は声に表れる、と思います。

少しだけ低く、声には力を込めて、少し押さえるように話す。

遠慮がちに訪れて、周囲の人々の気持ちを高めながら、コトバを引き出す。
赤江さんは謙虚な人柄も含めて、素晴らしい資質だと思いました。
母親的安心感に加えて、泣き顔も美しい。

声には自分が現れる。僕も仕事でそうありたい。

利休

利休って面白い名前だなと思ってました。
禅「老古錐」に由来するそうでね。
古い錐は袋に入れても布地を破って出る事はない。尖った錐では人を傷つける。
なので「利きを休めよ」(さときをやすめよ)

我吹けど、汝ら踊らず
我ら踊れど、主足らず

あっちから見ると善
こっちから見ると悪

まこと、この世は同じこと

2011年3月23日水曜日

正座

新聞の小さな記事にココロを打たれた。
東京電力の鼓紀男副社長が福島県田村市の住民にお詫びした。
同社役員が住民に直接謝ったのははじめて。

住民たちは同社幹部に対して「正座して」
よろしくお願いします。
がんばってください。 と言った。とある。

世界を驚かせている「日本の美徳」がここにも。
そんな気持ちでココロに残った。

電車に乗った。
頭をよぎった事。「正座かぁ」
何も正座しなくてもいいのに・・
でも住民の人たちは素晴らしいなと思いながら

正座って・・・
面白いブログがあった。
正座と日本人

そうか、やっぱり。
正座は「服従」「上意下達」の精神的支配論があったみたい。
茶道の利休もあぐらだもん。

正座はできなくていのです。