2007年6月16日土曜日

いやだッ-2


おとなはなかなか言う事を聞かない。聞きたくない・・・らしい。仕方ないから別のおとなが行くしかない。でも、いやじゃッてな感じがぷんぷん伝わってくる。甘えてすねたいなぁ・・・子供の頃のように。そう思ってたかどうかは知らないが、そう考えた方がしっくりいくような。はいはいわかりましたよ、お父さん。さ、家に帰ろうね。え?帰る所がない。しようがねえなぁ。いっぱい飲んでくかい。

いやだッ-1


右にあるのぼりの看板に、その子は思いっきり足を取られて転んだ。ずっと泣いて起き上がらなかった。お母さんはずっと見ていた。でも冷たかったわけじゃない。泣き止むのを待っていただけだ。周囲で少し笑う人もいた。微笑ましく笑っていた。そんなほのぼのした親子だった。写真は悪いと思いながら遠くからそっと撮った。トリミングしてみた。ぼけてしまってこの場の感じは残っていない。でもいいや。思いっきり甘える子供と困った感じのお母さん。いい親子だよ。

2007年6月15日金曜日

ドナドナ


「せ」様。感謝してます。あなたには。あなたのように前向きに生きたいので今だけ勝手な事言わせてください。

おいG!4年ちょっと一緒にいたな。僕には念願だったな。お前はいるだけでよかったな。だから、別れの時はその場に一緒にいたくないな。お前金かかり過ぎなんだよ。もちっとなんとかなんないのって何度も思ったな。もっと色々行っときゃよかったな。言っとくけど売るんじゃないよ、別れだよ。元気でな。また会えるかな。グッバイじゃないよG!

2007年6月14日木曜日

ブルーベルベット


久しぶりで二子玉方面へ。帰りに二子玉の橋を渡る時川を見たらみんな青春してるじゃありませんか。ちょっとあの空気もらおうかな。そう思って近くに車を止めて川べりまで。広い空、ゆるやかな時間、ゆっくりの電車。うらやましい空気感でした。その光景を見ていたら僕の脳みそに「ブルーベルベット」が流れてきました。デビットリンチのあの名画の冒頭、ボビーヴィントンの切なく甘いあの曲です。官能と倒錯の世界とこの風景。うむ、と納得する自分はちと変。

どうなんですか


この車、三重の「わ」ナンバー。工事の現場の人たちが三人乗ってました。何をしたのか知りません。大方道がわからなくなって、挙げ句に、という感じでした。僕が見ていた限りでは捕まえたのはこの車一台だけでした。この違反を書類に書き終えた後、皆さん隊列を組んで署に帰られました。何かの予行演習みたいでした。

駐車禁止のステッカーを貼られてその時出頭すれば点数のマイナスと罰金。その時出頭しなければ、後日の罰金の書類に対応すればよく点数はマイナスにならないんだとか。これ自動車評論家さんの記事ではじめて知りました。曰く「やってらんない」と。
どうよ、日本。真面目が馬鹿見てます?

シンプルイズ美しい


歩道と車道の間が何もなくてフレンドリー。車道のアスファルトは白っぽくて道路という威圧感がなくてフレンドリー。やっぱり銀座商店会は力があるんだろうな。でもアスファルトを後から白くするのって大変だろうな。歩道と車道に防護がなくて今まで事故はなかったんだろうか。あ、こんな事考えるから今の日本みたいに、お子様発想になってがんじがらめになっちゃうのか。自分たちの首を絞めてるのは自分たち、だと気づいてる人少ないのが今の日本。大人の街を真似しなくちゃね。自由発想、じゆうはっそう、ジユウハッソウ。自分のオフィスに入るのに暗証番号必要なんて愚の骨頂。仕事上大事な書類を盗まれてはならないだって?そんな会社ほどネットで流出してそう・・。大事なのは体面じゃなく人なんじゃない。

2007年6月11日月曜日

不思議


今日は朝から雨だった。結構降っていた。当然傘を差し駅まで行き、電車に乗った。渋谷に着いた。乗り継ぎで地下鉄銀座線へ。到着すると駅ビルを抜け人の群れと共に一定方向へ流れていく。あ〜なんか画一的だなぁ、なんて思いながら・・・。外へ出ると雨はやんでいた。歩きながらふと周囲を見渡した。なんと、みんな傘持ってないんですよ。12人程見ました。内1人だけです。傘持ってるの。え?だってさっきまで雨降ってじゃぁありませんか、皆さん。どっから来たんでしょう、この人たち。渋谷も雨降ってたのに。

時々あるんですよ、こんな事。昼間雨降ってなくて、夜、雨に降られる。しようがないなぁ、駅からどうやって帰ろうかなぁ、なんて思ってると、みんな傘持ってるんですよ。折りたたみじゃないやつ。え、みんな昼間から傘持って行動してたんですかって・・・思わず声に出して聞いてみたくなるんです。
自分だけ異次元なのか、予測ができない人間なのか。

2007年6月10日日曜日

ありがと!


商店街の道路。小さく規則的なレンガ風の石を敷き詰めて・・・。街がぐっといい感じになります。あれ、ひとつずつ敷き詰めるの大変だよなぁ。そう思ってたらひとつずつ丁寧に敷き詰めている集団がいました。いや実際は工事の方々でした。夜遅い時間です。酔った僕の「おじさん、こっち向いて」「パシャ」にいやな顔ひとつしないで応えてくれました。連れの「き」様にたしなめられたような記憶があります。当たり前でしょう。仕事邪魔してんですから。なのにどうですか、この笑顔。ほんっっとすみませんでした。ありがとございました。ついでに写真ブレてしまって、僕は性根のすわらぬとんでもない奴です。

Life


集団で一生懸命なその姿には見入ってしまう。アリ一族。どんな指令が下されるんだろう。どこへ行けばいいのか、どうやって彼らは知るんだろう。人間が一番の英知だなんて間違ってるんじゃないのかなぁ。

画家の風景


ゆっくりと筆を進めるその姿はなかなかかっこ良く、ひとつの事に打ち込んできた人間だけが持つ尊厳にあふれていた。広告会社のデザイナーから画家へ。「その頃デザイナーは絵が描けなきゃだめだったんだよ」と重々しいお言葉。「た」様は今日も日焼けしながらラケットを手に高井戸方面へ。また画材を手に世界方面へ。かっこいいなぁ。よし、僕も。急にカメラを手にしたもののテーマがなかったので少しうろうろしただけ。薄いぞ。

ジェノバの港。夕暮れの色彩がとても美しい。(白黒で悪いなぁ)